ライ麦パンは身体にいいですよ! その①
日本人には馴染みの薄い「ライ麦パン」ですが、いま静かなブームになっています。
世界遺産・石見銀山がある大田市大森町の町並みに昨年オープンした「ドイツパンの店」。今年NHKテレビが「行列ができるパン屋さん」と放送したそうです。
ライ麦パンは低カロリー
まずライ麦パンのカロリー。食品成分表のライ麦パン100g(約2枚)のカロリーは、264kcalとなっています。このライ麦パンのカロリーは、ライ麦と小麦粉の割合が半分ずつのものです。しかしライ麦が100%のライ麦パンになるとカロリーは100g(約2枚)187kcalとなります。それで、ライ麦の率が高いライ麦パンほど低カロリーでダイエット向きと言えます。
ちなみに普通の食パンは100g(8枚切り2枚)で264kcalとなっており、50%のライ麦パンとそれほど変わりませんが、菓子パンになるとその倍くらいに膨れ上がりますよ。
たくさん噛むので、満腹中枢が刺激され、ダイエットにも効果
白いパンはふわふわですが、ライ麦パン(100%)は硬いです。ドイツ人は一口パンをかじって、30回は噛むと言われています。よく噛むと、口の中で唾液がたくさん出ます。すると、唾液の消化酵素であるアミラーゼが食べ物を糖に分解し、糖を血液に吸収することで、満腹中枢が刺激されます。つまりよく噛むだけで「お腹いっぱい」と感じて、食欲を抑えられます。
ライ麦パンはカロリー面だけでなく、食物繊維が豊富です。
食パンと50%のライ麦パンは同じカロリーですが、食物繊維は100gあたり食パンは2.3gに対し、50%ライ麦パンは5.6gも含まれています。100%なら10gを超えます。食物繊維は消化を促進したり、腸の働きを活発にして便秘解消につながりますし、食物繊維が脂肪の吸収を抑えますので、太りにくいのです。
確かに、お客様で「ライ麦パンを食べ出して通じが良くなった。量が増えた。回数が増えた」と言われる方が多いですね。
また、次回をお楽しみに。
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